
14億人あまりの人々が暮らす広大な国は、多様な宗教、文化、民族が存在します。
訪れる地域によって異なる魅力があり、世界遺産の宝庫で見どころも満載です。
インドについて
南アジアに位置し、面積は日本の約9倍、人口14億人を超える国。ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教などの宗教が生まれ、豊かな精神文化と哲学を世界に広めました。
28の州からなる広大な国土には、世界遺産が数多く存在し、タージマハルをはじめとする壮麗な建築群や石窟群が残されています。北はヒマラヤ山脈から南はインド洋まで、多様な気候と地形が織りなす自然の美しさも魅力の一つです。
スパイスの宝庫として知られ、地域ごとに異なる食文化が発達、アーユルヴェーダや瞑想など、心身の健康文化も注目を集めています。

インド旅行の楽しみ方と計画のヒント
インド旅行は何日くらいあると楽しめる?
歴史的建造物が集まるデリーやアグラ、ピンクシティのジャイプール、 ガンジス河のバラナシ、緑豊かな南インドやビーチリゾートなど、 エリアごとにまったく違う表情を見せるインド。 初めて訪れる場合は、「北インドを中心に」「ゴールデントライアングルを周遊」「南インドやリゾートも含める」など、 旅の軸を決めて日数を考えていくとイメージしやすくなります。
- デリーやアグラなど北インドの主要都市を中心に巡る旅なら、7〜9日間 (現地5〜7泊)ほどあると、タージ・マハルなどの世界遺産と街歩きをバランスよく楽しめます。
- デリー・アグラ・ジャイプールを巡るいわゆる「ゴールデントライアングル」周遊なら、8〜10日間 あると、移動に余裕を持たせながら、それぞれの街の雰囲気の違いを味わいやすくなります。
- 北インドにくわえ、ケララやゴアなど南インドやビーチリゾートも組み合わせる旅は、10日以上 あると、観光と滞在型の時間の両方を取りやすくなります。
世界遺産や歴史建築を中心に巡りたいのか、ガンジス河の風景を見てみたいのか、 それとも南インドでゆったり過ごす時間を大切にしたいのかなど、 「どんな時間を過ごしたいか」に合わせて、日数とルートをご一緒に考えていきます。
ベストシーズンとハイシーズンの考え方
インドは国土が広く地域差がありますが、北インドを中心とした観光のベストシーズンは、 一般的に乾季にあたる10〜3月ごろといわれています。
- 10〜3月ごろは比較的過ごしやすく、観光や街歩きに向いたシーズン。 朝晩は冷え込む地域もあるため、重ね着できる服装が便利です。
- 4〜5月ごろは場所によっては気温が非常に高くなる時期で、 日中の屋外観光がハードに感じられることもあります。
- 6〜9月ごろはモンスーン(雨季)の影響を受ける地域が多く、 スコールのような雨や道路状況の変化などを考慮した計画が必要になります。
- 南インドや高地のリゾートは、北インドとは異なる気候のため、 訪れたいエリアによっておすすめのシーズンが変わることもあります。
乾季の観光シーズンやインドの祝祭日、日本の大型連休と重なる時期は、 人気都市のホテルや一部の列車が混み合いやすくなります。 にぎわいを楽しみたいのか、比較的落ち着いた時期に旅をしたいのかによって、 ご提案するタイミングも変えていきます。
旅行時期と予約タイミングのポイント
日本からインドへのご旅行は、長距離フライトにくわえ、 現地では国内線や専用車、鉄道などを組み合わせる移動になることが多いため、 「いつ行くか」と「どのタイミングで予約を始めるか」が、旅の組み立てやすさに関わってきます。
- 観光のハイシーズンや祝祭日、日本のゴールデンウィーク・年末年始と重なる時期は、 人気都市のホテルや一部の国内線が早めに満席になることがあります。
- 人気観光地への日帰りツアーや専用車での移動は、スケジュールに合わせて事前手配しておくと安心で、 早めのご相談ほど、フライトやお部屋タイプ、移動手段の選択肢が広がります。
- 「世界遺産を中心に巡りたい」「ガンジス河の街にも足を延ばしたい」 「南インドでのんびり過ごしたい」など、 やってみたいことが少し見えてきた段階でご相談いただくと、時期とルートを含めて よりご希望に沿ったプランをご提案しやすくなります。
「こんな旅をしてみたい」というお話を伺いながら、お客様の過ごし方のイメージに合わせて、旅のかたちをご提案します。
主な観光都市

デリー
インドの首都で、政治・経済・文化の中心地。オールドデリーとニューデリーの二つの顔を持ち、古代からムガル帝国、イギリス植民地時代、そして現代インドまでの歴史が層のように積み重なっている。レッドフォートやジャマー・マスジッド、インド門、国会議事堂など、各時代を代表する建造物が点在し、インドの複雑で豊かな歴史を物語っている。

アグラ
ウッタル・プラデーシュ州に位置する歴史都市で、ムガル帝国の古都として栄えた。世界で最も美しい霊廟とされるタージマハルをはじめ、アグラ城、イティマード・ウッド・ダウラー廟など、ムガル帝国時代の壮麗な建築群が残されている。16-17世紀にはムガル帝国の首都として政治の中枢を担い、現在もその栄華を今に伝える貴重な都市。

チェンナイ
南インドの玄関口として知られるタミル・ナドゥ州の州都で、インド4大都市の一つ。ベンガル湾に面した港湾都市として発展し、1996年まではマドラスと呼ばれていた。北インドとは異なるドラヴィダ文化圏の中心地で、タミル語文化や独特の寺院建築、南インド料理が体験できる。伝統と現代が融合した南インドの文化的中心都市。
主な人気観光スポット

タージマハル
アグラにあるムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛する妻ムムターズ・マハルのために建設した白亜の霊廟。1632年に着工し、20年を越える歳月をかけ、1653年に完成。世界遺産に登録され、総白大理石の建物は時間や季節によって色合いを変え、「世界で最も美しい建造物」のひとつとも称される。

レッドフォート
デリーにあるムガル帝国の宮殿要塞で、赤い砂岩で造られていることからこの名で呼ばれる。1638年から1648年にかけて皇帝シャー・ジャハーンによって建設され、約200年間ムガル皇帝の居住地として使用された。ムガル建築の傑作として世界遺産に登録されている。

アンベール城
ジャイプール近郊の丘の上に建つマハラジャの宮殿で、16世紀から約150年かけて建設された。ヒンドゥーとムガル様式が融合した美しい建築で、特に「鏡の間」は数千枚の鏡で装飾された豪華絢爛な部屋として有名。象のタクシーで城まで登ることができ、城からはアラヴァリ山脈の絶景を望める。

カーパーレーシュワラ寺院
チェンナイにあるシヴァ神を祀る南インドの著名な寺院の一つ。ドラヴィダ建築様式の傑作として知られ、色彩豊かな神々の彫刻が施された高い塔門(ゴープラム)が特徴的。北インドの寺院建築とは大きく異なる独特のスタイルで、タミル文化とヒンドゥー教の深いつながりを感じることができる聖地。

ガンジス川
ヒンドゥー教で最も神聖視される聖なる河川で、バラナシ(ベナレス)は特に重要な聖地とされる。ここで沐浴すれば罪が清められ、火葬されれば輪廻転生から解脱できると信じられている。アールティー(炎を捧げる儀式)は、インドの精神文化の核心を体験できる神聖な光景。

エローラ石窟群
マハーラーシュトラ州にある6-10世紀に建設された34の石窟群で、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の3宗教の石窟が共存する世界でも稀有な遺跡。特に第16窟のカイラサナータ寺院は、一枚岩から彫り出された世界最大の石造建築として圧巻。異なる宗教が平和共存していたインドの寛容な精神文化を物語る。
基本情報
国名:インド共和国
首都:ニューデリー
気候:暑季(4~6月)雨季(6~9月)乾季(11~2月)に分かれる
言語:ヒンディー語、他に憲法で公認されている州の言語
時差:日本との時差はー3.5時間(日本の方が3.5時間進んでいる)
通貨:インドルピー(INR)
飲み水:水道水を含む生水は絶対に避けてください
電圧:220V プラグタイプはB3・BF・B・Cタイプ
ビザ・渡航認証(日本国籍):観光目的滞在でもビザが必要です
パスポート残存有効期間(日本国籍):入国時6ヶ月以上
※出入国条件など、予告なく変更となる場合がありますので、ご旅行前に大使館ホームページ等で最新情報を必ずご確認ください。

インド旅行のよくあるご質問
Q1. インド旅行のベストシーズンはいつですか?
一般的に、北インドを中心とした観光のベストシーズンは乾季にあたる10〜3月ごろといわれています。この時期は比較的雨が少なく、朝晩は冷える地域もありますが、日中は観光しやすい気候です。4〜5月ごろは場所によって気温が非常に高くなることがあるほか、6〜9月ごろはモンスーンの影響で雨が多くなる地域もあります。訪れたいエリアや過ごし方に合わせて、最適なシーズンをご相談ください。
Q2. インドへの渡航にビザは必要ですか?
日本国籍の場合、観光目的の渡航でもビザの取得が必要です。入国条件やビザの取り扱いは、国籍や滞在目的・期間などによって異なります。ビザに関する規定は変更される場合がありますので、ご自身で大使館や領事館の公式情報から、最新の入国条件・申請方法を必ずご確認ください。
Q3. インド旅行で治安や衛生面で気をつけることはありますか?
大都市や観光地では、人が多く集まる場所でスリや置き引きなどに注意が必要です。貴重品の管理や夜間の一人歩きを控えるなど、基本的な防犯対策を心がけましょう。また、水道水は飲用に適さないため、ミネラルウォーターを利用するのが安心です。食事は清潔さに配慮されたレストランやホテルを選び、辛さや香辛料、生ものなどが心配な場合は、体調や好みに合わせて無理のない範囲で楽しむことをおすすめします。
Q4. インドの通貨と電圧・プラグについて教えてください。
インドの通貨はインド・ルピー(INR)です。電圧はおおよそ220〜240Vで、日本(100V)より高めの電圧が使われています。プラグタイプはB3・BF・B・Cタイプなどが一般的なため、日本の電化製品を使用する際は変換プラグが必要です。機器によって対応電圧が異なりますので、必要に応じて変圧器の用意や事前の仕様確認をおすすめします。
Q5. インド旅行の相談のとき、どんなことを伝えればよいですか?
最初のご相談では、細かな条件が決まっていなくても問題ございません。
「だいたいこの時期にインドへ行ってみたい」「この都市が気になっている」「移動は少なめで、できるだけゆったり過ごしたい」など、思いつく範囲で大丈夫です。
ご年齢やご同行者(お一人・ご夫婦・ご家族など)、ご不安に感じている点もあわせてお聞かせいただければ、お客様のペースに合わせて、インド旅行のプランの方向性を一緒に整理していきます。
インド旅行のご相談
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